ほとんどセリフのみですので、
シチュエーション、背景などは、ご想像のままに。
熊野川で望美ちゃん達を足止めするマロさま。
陰陽師一行と誤解させたり
リズ先生がにらみ倒したりして
突破しますが、
他にこんなのもあったらうれしいかも…
「どうしても、ここを通して頂きたいのですが」
「ならぬ。
お前のような法師風情が、いかに懇願してもだめじゃ」
「懇願…ですか?
ふう……誤解してもらっては困りますね」
「何じゃ。その失礼なため息は。
法皇様のご命令に誤解も何もあり得ぬ。
早うここから立ち去れ」
「僕はお願いなどしていませんよ。
ああ、最初に名乗っておくべきでしたね。
実は僕、比叡山の法師なんです」
↑にこやか↑
「何! 比叡山じゃと! ………まさか…」
「ええ、そのまさかですよ。
僕は、強訴に来たんです」
↑にこやか↑
「強訴じゃあああああ!!!」
「強訴じゃあああああ!!!」
「強訴じゃあああああ!!!」
「ひっ! あの声は…」
「おや、みんな待ちきれなくて来てしまったようですね。
仕方ありません。
彼らが暴れ始めると、僕ではどうしようもないんです。
少し痛い目に遭って頂きますので、覚悟してもらえますか」
「ひぃぃぃぃっ!」
すてん!
「ひぃぃぃぃっ!」
「ふふっ……行ってしまいましたね。
みんな、もう出てきていいですよ」
「おう、意外と簡単だったな」
「比叡山、ていうのが効いたね〜♪
白龍も熱演だったよ」
「うん。神子が教えてくれた通りに言ってみたよ」
「みんな、本物以上に迫力がありましたね。
僕も少しだけ、昔の血が騒いだかな」
2013年お正月企画
[開店! 陰陽師カフェ]
[開店! バー”Hey-K”]
[雪遊び その1]
[雪遊び その2]
[3・オールキャラ]
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2013.01.01 筆 03.23 [小説]に移動