神子への年賀状がテーマです。
ほとんどセリフのみですので、
シチュエーション、背景などは、ご想像のままに。
「年賀状……?
クッ……文ですませるとは……神子殿は冷たい……な。
新玉の年に俺の幸を祈るというなら
○▼◇×凵c…◆□●△……。(←伏せ字がふさわしい表現)
俺はいつでも……お前を待っているんだぜ、神子殿?
それとも、俺の気持ちを知って煽っているのか?」
「兄上、そのように考えずともよいのではありませんか。
神子殿の世界では、年賀状は広く行われている慣わしと聞いております」
「内裏で行き交う飾り立てた歌と同じ……か。
回りくどいことだ」
「兄上はお気が進まぬようですが、
私は神子様に年賀状をしたためることにいたします」
――謹んで新春のお慶びを申し上げます。
神子様が幸多き一年を過ごされますよう、
心からお祈りすると共に………以下、甘い言葉多数
「……できました。
では、ぽすとに投函して参ります」
「ならば……これも、持って行け」
「兄上、これは……?」
「神子殿へ………俺からの……賀状だ」
回りくどいのはどちらですか、
そもそも、いつの間に年賀状を書いたのですか、と問い詰めたいけど、
新年早々斬られそうであります。
2014年お正月企画
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2013.01.01 筆 02.27 [小説]に移動