1と3の八葉から神子への新年の挨拶です。
【頼久・天真】
「神子殿、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
今年も神子殿をお守りするため、この頼久、身命を賭してお仕えいたします。
ですのでどうか神子殿、あなたのおそばにいることをお許し下さい」
「…ったく頼久は正月早々、堅苦しい上に暑苦しいんだよ。
あけおめだ、あかね」
「天真、それでは神子殿に失礼だ。
年の始めの挨拶は軽くすませていいものではない」
「ああ……言われてみればその通りかもな。
たまには頼久もいいこと言うじゃねえか。
じゃあ、親しき仲にもってことで、改めて言うぜ、あかね。
あけましておめでとう。
今年もよろしく頼む。
お前も一人で頑張りすぎないようにな。
もっと俺を頼ってくれてもいいんだぜ。
っていうか、俺を頼れ」
「神子殿、どうかこの頼久も」
「んだよ、頼久、俺が先だ」
「順番より気持ちだ」
「だから俺を」
「神子殿」
「あかね」
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以下エンドレス
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2017.01.01 拍手にアップ 02.01 [小説]に再掲